グリダヴォルから植物として生きるための導きを受け、植物としての五感を手に入れたフルツ。そんなフルツの耳に、ゴブリンに襲われている少女フレッサの悲鳴が届く!
フルツらの尽力によって命を救われたフレッサだったが、なぜか自分が「リンゴ魔法」の使い手として目覚めたと勘違い。フルツらを、冒険者が集まるカラブーヤの町へと連れ去ってしまう……!!!
カラブーヤの町で、フレッサを待っていたのは、Aランク冒険者・ホルマー。
ホルマーから冒険者になるために出されていた条件が「魔法が使えるようになること」というものだった。
カラブーヤの町への道中、倒したモンスターを倉庫のカードに収容しておいたフルツとグリダヴォル。ふたりはフレッサの呼びかけに応じ、ホルマー達の前にBランクモンスターのセデルを倉庫から取り出して見せる。
ついに念願の冒険者ギルドへの加入を許可されるフレッサ。しかし「試験に合格したら」という無情なホルマーのひと言が投げかけられる。フルツはフレッサと共に新たなイベントに挑むことになるのだが……!?
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