小玉のいる戦地に極秘で向かっていた文林に代わり、大宸帝国に迫っていた一大事を切り抜けた丙と紅燕。彼らの機転のおかげで、文林はかねてより宮中で敵勢力として君臨していた司馬尚書を追い詰めるための“切り札”を手にすることに成功する。
ここにきて、遂に小玉と文林と鴻皇子というすれ違い続けてきた夫婦・親子が、まるで雪解けを迎えるかのように互いを前向きに意識するようになり、万事が良い方向に向かっているかのように思えたが、しかし時を同じくしてとうとう司馬尚書一派が宮中で反乱を引き起こし…!?
原作小説
富士見L文庫「紅霞後宮物語」特集ページ
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