大宸帝国と隣国・寛との戦は、もう一方の隣国・康も介入してきたことで混沌をきわめていた。戦いが苛烈さを増していくなか、小玉は大切な部下である樹華を失い、自身も傷が悪化し戦場へと出られなくなってしまう。大宸帝国が落ちる幻を見るほどに小玉が弱っていく一方、皇宮では文林が立太子問題で揺れていた。激動のなか、夫婦の絆が試される…。小玉と文林、すれ違い続ける二人の未来は!?
原作小説
富士見L文庫「紅霞後宮物語」特集ページ
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