小児麻痺(ポリオ)に苦しむその少年は、かつて自分と同じように手足の不自由な子供が歩いて旅をした、という本間丈太郎という医師の書いた本に感化され、自分も同じ行程の旅に出る。少年は自分の後をB・Jがついて来るのを不審に思ったが、それはB・Jこそが本に書かれていた少年だとは知らないからだ。