B・Jの医師としての腕は誰もが一流と認めていた。そんな彼にも対処できない珍事が起こった。点滴の針が折れて血管を流れている、という。心臓や肺を傷つける前に針を取り出さなければならないのだが、針はB・Jを嘲うようにして患者の体内のどこかに消え失せてしまう……。