千晶はB・Jの手で角膜移植手術を受けた。だが、それ以来、そこにいるはずのない青年の姿が見えるようになる。B・Jは自分の手術にミスがあったのかと詳しく調べるが異常はない。それでも千晶は男の幻を見つづけ、しだいにその男に恋をするようになる。B・Jは角膜提供者が最後に見た映像を瞳に焼き付けたのだと思い当たる。