深夜の駅のホーム。ひとりの女が倒れた。居合わせたB・Jは駅舎の中で緊急オペをはじめる。命を救われた彼女は無一文で家を飛び出してきたのだという。B・Jが再びその女性と出会った時、彼女は貿易商と結婚し大きな屋敷に暮らしていた。そんな女の人生の変転を眺めながらB・Jは、金だけの人生の空しさを見つめていた。