国民的に大人気のヒーロー小説を書いている作家がガンのために筆を絶った。最終回を書き上げるまで生かしてくれ、そう頼まれたB・Jは自身がその小説のファンだったため、延命治療をひきうける。絶体絶命のヒーローは、果たして生き延びるのか。命を燃やすような患者の執筆をB・Jは見守った。