腕っ節の強さだけが自慢の船員がB・Jを訪ねてきた。全身に彫った入れ墨を取り除いてほしいという。本来なら自分で勝手に彫った入れ墨を自分の都合で消してくれという安直な頼みを聞き入れるB・Jではないのだが、船員の持参した手紙を読んだB・Jはオペを断れなくなってしまう。それはかつての恋人、如月恵からの依頼書だったのだ。