その青年の心臓はB・Jにとって、屈辱そのものだった。B・Jは彼の心臓の手術を二度も失敗していたのだ。そしていまB・Jは自分の失敗を取り戻そうと「もう一度だけ手術させてくれ」と交渉に赴く。だが青年はレーサーとして負けることの出来ない試合に臨むところだった。レースは心臓に負担がかかるとB・Jは制止するのだが。